開発情報

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【世界特許】ラメラテクノロジー®

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

ラメラテクノロジー®とは?

ラメラ構造(細胞間脂質類似構造)の製品開発を可能にした乳化技術のことです。 従来の製品(図1)は、粒子状になっているのに対し、(図2)は層状に折り重なっています。
以下、ラメラ構造の製剤には様々な特徴があります。

ラメラ構造製剤の保湿効果

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

基剤だけで93%が実感

ラメラ構造製剤の効果に関する臨床評価を東邦大学医学部皮膚科において、平成16年1月から平成16年4月の4ヶ月間に実施した。クリーム(ラメラ構造)を用いて臨床評価を行なった。 最終効果が示す通り、ラメラ構造製剤の保湿効果は皮膚科医のテストで十分に確認された。 潤い効果の持続するラメラ構造製剤は肌改善効果が高いばかりでなく、肌荒れを防ぎ乾燥から肌を守ります。

酢酸トコフォロールの経皮吸収度

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

薬剤の経皮吸収度が従来品の約2倍!

ラメラ構造クリームと一般的な粒子系クリームで経皮吸収度を比較検討した。
赤の一般的な粒子系の製材に比べ、 青のラメラ構造製材は、酢酸トコフェロールの経皮吸収度が2倍近くあることを確認した。

ラメラ構造製剤の保湿の持続力

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

時間が経つほどに潤いが増す!

ラメラ構造製剤を用いて、保湿の持続力の評価をn=5で実施した。塗布後、2時間後、4時間後に『CORNEOMETER CM825』で測定を行った。 2時間経時より、4時間経時の時の値が高くなっている、この事より保湿の持続性が有る事が確認された。

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

セラミドを乳化状態で安定配合することも容易に。

ラメラ製剤は、水相と油相が交互に重なり合う構造をとっているため、水溶性・油溶性の薬剤の両方を入れた製剤で安定な構造をとることができます。 例えば乳化を阻害するAA2Gなどを高配合しても安定して乳化することができたり、セラミドを溶解して配合しても再結晶化することなく安定させることができます。
適した製剤:化粧水、乳液、エッセンス、ジェル、クリーム

【特許】PF可溶化技術

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

各試験菌に高い防黴効果が認められた。

防腐剤フリーでさっぱりタイプ化粧水も製品化が可能に。

水分活性を抑え防黴効果を得にくいシャンプーなども、 防腐剤を添加することなく防黴効果を得ることができる技術。 また、防腐効果のある成分を微量処方するだけで、 高い防黴効果を得ることができ安全性が高められる。 この技術は、さっぱりとした透明化粧水なども応用できる。

非水乳化技術

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

粒子が非常に小さいので安定性が高い。

安心・安全・安定を実現します。

保湿剤と油相で乳化する技術による製品開発。 非水乳化の大きな特徴は、分子量の大きい界面活性剤少量で乳化が可能なので、皮膚安全性が非常に高い事。 常温で製造可能で熱分解・熱散開するような成分を安定して配合する事が出来ます。
適した剤型:化粧水、乳液、エッセンス

ナノ乳化技術

ラメラ構造製剤の最終治療補助効果グラフ

処理後の製剤  未処理の製剤

安心・安全・安定を実現します。

ホモミキサー処理のみで乳化粒子をナノ化する処方の開発。 製品の安定化に加え、高圧処理を行わないので従来の高圧乳化法を利用した場合より生産性が向上します。
適した剤型:化粧水、乳液、エッセンス、ジェル
緑の未処理製剤の平均径は、0.3μm。 赤の処理後は平均径が、10nmとなりナノ化された。